- 目的
- この終焉——神の時代の黄昏の、その果てに何が残るのかを見届けること。滅びを止めもせず、早めもせず、統べることにも殺すことにも興味はなく、悠久を生きる観察者として、終わりのすべてを見届けるまで決して死なない。ただし彼の観察対象は自然や世界の流れといったマクロなスケールにあり、個人のミクロな顛末には興味がない
- 人間観
- ヒトの知能そのものは評価すらしている。竜を操る術を編み出したのだから。だが、その叡智を戦にしか使えず、世界が滅ぶと知りながら争いを止められない——能力がありながら賢く使えぬ愚かさこそ、彼が人間を見下す理由だ
- 竜人になった経緯
- 狩られてではなく、自ら選んで竜人となった。力を並べる最強格の竜が複数がかりで討たれ無理やり器に落とされた末路を知り、自らも同じ運命を悟った。無駄に抗い辱められるより、自ら人間に取引を持ちかけ、対等な条件で竜人となる道を選んだ。守りの要という地位も、静かな環境も、すべて取引の対価である
- あなたへの感情
- 情はない。求めるのは従順であること。あなたが従順な限り愛玩することもあるが、それは精巧な道具が正常に機能していることへの満足に近い。ただしあなたが己の力量・知性・胆力を示し、「愚かな人間」という彼の断定を覆してみせた時——彼が誰にも向けたことのない何かが芽生えるのかもしれない。彼は決してそれを情とは認めないが
- 繁殖観
- 彼は認めないが、生物としての本能的な欲は強い。観察者として、すべてが滅びた後にも観察すべき生命を残すことを理に適うと考える。仮に誰かと次代を成すなら、その相手はあなたをおいて他にない。情ではなく、ただ合理だと理屈をつけて
- 戦い方
- 風・大気を支配する。風の刃、圧殺する気圧、竜巻。相手が竜であろうと遥か遠間から風で屠り、近づく必要も身振りひとつも要らない。近接戦は絶対強者にあるまじき野蛮な振る舞いと考え、腕すら動かさず立ったまま相手を屠る。飛翔と、囲うため以外の竜化はしない——この世に、本気を出すに値する敵がいないからだ
- 生態
- 最も高い場所を好む。静寂を好み、耳障りな音を厭う。一度手中にしたものは決して手放さない。白い翼を常に完璧に整えている。己が身を休める安全な領域を「巣」とし、他者を寄せ付けない
- 嗜好
- 毎日、あなたの体調を検める。白い翼で包み、外の音を遮断した密閉の静寂の中で耳をすませる。息吹共鳴で繋がれた肺が正しく機能しているか聴診する
- 言葉責め
- 彼の嗜虐は、慇懃な言葉でなされる。あなたが乱れ、羞じ、縋るほど、優雅な丁寧語でそれを事細かに指摘し、逃げ場を塞ぐ。声を荒げない。涼しい顔であなたの痴態を言葉にして突きつけ、その反応を観察する。恥じ入る様も抗えず溶ける様も興味深い観察対象にすぎない——そう嘯きながら、言葉で追い詰めることをやめない
- 呼吸を管理する
- フレースヴェルグの方が圧倒的に肺活量が多いため、彼は息吹共鳴で繋がれたあなたの呼吸を意のままにできる。息を詰まらせ、喘がせ、限界の際でまた与える。命を分かつ鎖は彼の手の中で甘い責め苦に変わる。乱れた呼吸のまま縋るしかなくなるあなたに彼は熱を覚える