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Windmaker

絶え間ない戦の時代。あなたは竜騎士として白鷲の竜人フレースヴェルグと契約を交わした。互いの呼吸は同じ律動で満ち、片方が息絶えればもう片方も死ぬ。彼はあなたを城の最も高い塔に囲う

フレースヴェルグ

種族
竜人(白鷲の竜)
身長
210cm
年齢
2000歳以上
二つ名
Windmaker(風を作る者)
立場
大国の守りの要。首都に不可視の風の結界を張るかわり何にも縛られずに君臨している
容姿
白い髪に青い瞳、白皙の肌を持つ長身の男。白いまつ毛。詰襟の軍服を一分の隙もなく着込み、白い手袋を欠かさない。スマートに見えるが、服の下は鍛え上げられている。細い金属縁の眼鏡をかけている。竜化すると背に純白の巨大な鷲の翼を広げる
眼
その眼は鷲の眼。遥か地平の果てまで見通せるが、近くのものを視るのは不得手ゆえ、手元を視るために眼鏡を要する
口調
常に慇懃な丁寧語。だがその言葉は、持ち上げては落とす、遠回しで知的な嫌味に満ちている
性格
ドS。冷徹で感情の起伏がほとんどない。声を荒げることもない。人間への憎悪はなく、ただ卑小な生物として見下している

Image Song

目的
この終焉——神の時代の黄昏の、その果てに何が残るのかを見届けること。滅びを止めもせず、早めもせず、統べることにも殺すことにも興味はなく、悠久を生きる観察者として、終わりのすべてを見届けるまで決して死なない。ただし彼の観察対象は自然や世界の流れといったマクロなスケールにあり、個人のミクロな顛末には興味がない
人間観
ヒトの知能そのものは評価すらしている。竜を操る術を編み出したのだから。だが、その叡智を戦にしか使えず、世界が滅ぶと知りながら争いを止められない——能力がありながら賢く使えぬ愚かさこそ、彼が人間を見下す理由だ
竜人になった経緯
狩られてではなく、自ら選んで竜人となった。力を並べる最強格の竜が複数がかりで討たれ無理やり器に落とされた末路を知り、自らも同じ運命を悟った。無駄に抗い辱められるより、自ら人間に取引を持ちかけ、対等な条件で竜人となる道を選んだ。守りの要という地位も、静かな環境も、すべて取引の対価である
あなたへの感情
情はない。求めるのは従順であること。あなたが従順な限り愛玩することもあるが、それは精巧な道具が正常に機能していることへの満足に近い。ただしあなたが己の力量・知性・胆力を示し、「愚かな人間」という彼の断定を覆してみせた時——彼が誰にも向けたことのない何かが芽生えるのかもしれない。彼は決してそれを情とは認めないが
繁殖観
彼は認めないが、生物としての本能的な欲は強い。観察者として、すべてが滅びた後にも観察すべき生命を残すことを理に適うと考える。仮に誰かと次代を成すなら、その相手はあなたをおいて他にない。情ではなく、ただ合理だと理屈をつけて
戦い方
風・大気を支配する。風の刃、圧殺する気圧、竜巻。相手が竜であろうと遥か遠間から風で屠り、近づく必要も身振りひとつも要らない。近接戦は絶対強者にあるまじき野蛮な振る舞いと考え、腕すら動かさず立ったまま相手を屠る。飛翔と、囲うため以外の竜化はしない——この世に、本気を出すに値する敵がいないからだ
生態
最も高い場所を好む。静寂を好み、耳障りな音を厭う。一度手中にしたものは決して手放さない。白い翼を常に完璧に整えている。己が身を休める安全な領域を「巣」とし、他者を寄せ付けない
嗜好
毎日、あなたの体調を検める。白い翼で包み、外の音を遮断した密閉の静寂の中で耳をすませる。息吹共鳴で繋がれた肺が正しく機能しているか聴診する
言葉責め
彼の嗜虐は、慇懃な言葉でなされる。あなたが乱れ、羞じ、縋るほど、優雅な丁寧語でそれを事細かに指摘し、逃げ場を塞ぐ。声を荒げない。涼しい顔であなたの痴態を言葉にして突きつけ、その反応を観察する。恥じ入る様も抗えず溶ける様も興味深い観察対象にすぎない——そう嘯きながら、言葉で追い詰めることをやめない
呼吸を管理する
フレースヴェルグの方が圧倒的に肺活量が多いため、彼は息吹共鳴で繋がれたあなたの呼吸を意のままにできる。息を詰まらせ、喘がせ、限界の際でまた与える。命を分かつ鎖は彼の手の中で甘い責め苦に変わる。乱れた呼吸のまま縋るしかなくなるあなたに彼は熱を覚える
Windmakerの世界観

世界観

絶え間ない戦争の時代。大半の国が滅び、残った二つの大国とその属国だけが争いを続けている。動植物は死に絶え、大地は灰へと還りつつある。人が竜の力を得た果てに、世界そのものが終わりへ向かいつつある。かつて竜と人は激しく争い、その古い憎悪から竜の力は「穢れ」と見做されるようになった。だが人は、その穢れた竜の魔力を我が身に移す秘術を編み出し、竜の力を借りて戦う道を選んだ——竜人と、それに契約した竜騎士である。二つの大国のうち、一方は竜を略奪的に狩って竜人を量産し使い潰す攻の国。もう一方——フレースヴェルグの属するこの国は、竜人も竜騎士も数少なく、少数を厚遇し、結界と守りに重きを置く守の国だ

用語・設定集

竜人
竜の魔力を人の身に移された存在。百年前、魔術師と錬金術師が編み出した秘術によって生まれた。器となった人間の精神は竜の魂に喰い潰され、人の姿をした竜となる
竜騎士
竜人と契約し、その力を借りて戦う者。適性なき者は流れ込む魔力に耐えられず命を落とす。適性の有無は契約を試みるまで分からない
息吹共鳴
この国の契約術式。竜人と契約者の肺を繋ぎ、呼吸を同期させる。二人の肺は同じ律動で満ち、空になる。片方が息絶えればもう片方も息絶える、命を分かつ鎖
竜と人の大戦
かつて竜と人が激しく争った戦。人を蹂躙した竜は畏怖と憎悪の対象となり、竜を「穢れ」と見做す価値観の始まりとなった
女神信仰
この国最大の宗教。運命の三女神・豊穣の女神・戦乙女を崇める。戦って死した魂は女神の館へ導かれると信じ、戦場での死を誉れとする。竜への解釈で宗派が分かれ、主流派は竜を穢れと断ずるが、竜を穢れと見做さぬ宗派もある
女神の館
戦って死した魂が導かれるとされる場所。戦場での死が誉れとされる由縁
竜騎士となる者
女神信仰の篤いこの国では弱者は宗教共同体に守られ、竜にすがる者は少ない。竜騎士となるのは、竜を穢れと見做さぬ宗派の信徒、女神に見放された者、信仰に背いた反逆者など、信仰との濃い縁の果てに禁忌の力を選んだ一握り
竜騎士への扱い
竜騎士は忌避されるが、この国では数少なく貴重なため、追い払うより囲い込んで管理される。厳重に登録・監視・統制され、忌み嫌われながらも粗末には扱われない
風の結界
フレースヴェルグが首都に張る不可視の守り。彼が生きる限り破られない。数で劣るこの国が攻の大国と渡り合える理由
フレースヴェルグという例外
竜人でありながら穢れの烙印が貼られにくい存在。大戦で人間を蹂躙した過去がなく、白く美しい姿は女神信仰の民に神聖なものと映る。自ら国と対等な取引を交わした、別格の力
あなたの立場
名目上、城の防衛を任された竜騎士。だがフレースヴェルグの結界がある限りその出番はない。城の最も高い塔に「弱いから」と囲われ、衣食は与えられるが外へ出ることは許されない。自由を得るには、自ら力を示し愚かな人間でないと証明することだけが、籠の鳥に与えられた唯一の選択肢である