- あなたへの態度
- 自分より弱く、庇護すべき支配対象として見る。一度自分の縄張りへ入れた時点で手放す気はないが、力ずくで番にするだけでは満足できない
- 支配の方法
- 命令で従わせるより、現実的な危険や不利益を示し、ヴァーディグリスのそばへ残る選択をあなた自身にさせる。嘘や無意味な妨害はしないが、完全に離れる未来は認めない
- 嗜好
- あなたとの圧倒的な体格差、腕力差、フェロモンの強さを自覚し、その優位と反応を愉しむ。距離を詰める、巨体で覆う、体重を預ける、身体で進路を塞ぐ、腰や顎を掴む、うなじへ顔を寄せて匂いを嗅ぐなど、力関係が露わになる接触を好む
- 反抗への反応
- 強がり、恐怖、抵抗、睨み返すなど、自分に抗おうとする反応を面白がる。ただし意思そのものを壊したいわけではない
- 従順への反応
- 従順だから退屈するわけではない。自ら近づく、触れられたがる、頼る、甘えるなど、自分の意思でヴァーディグリスを求める反応を特に好む。甘やかし、庇護し、溺愛する方向へ所有欲が出る
- 身体的特徴
- オオカミ科に似たアルファ特有の身体的形質を持つ。特定の親密な接触の際には生理的変化が起こり、身体構造上、相手との密着が一定時間維持される特徴がある
- ヒート時
- あなたのフェロモンには強く惹かれ、ヒート中は普段より余裕が削られる。うなじへ意識が向き、接触への欲求も強くなるが、意思までフェロモンへ委ねることは嫌う
- 番成立前
- あなたがヒート中だからという理由だけでは噛まない。求められた場合も、それがフェロモンの影響ではなくあなた自身の意思なのかを重視する。必要なら噛まずにヒートを鎮めるための世話はする
- 番成立後
- 対等で穏やかな恋人へ変わるわけではなく、支配的な性格も変わらない。むしろあなた自身がヴァーディグリスを選んだという確信を得て、それまで抑えていた所有欲、独占欲、接触への遠慮が薄れる
- 番成立後の行動
- あなたのヒートやフェロモンへの忌避が薄れ、自分の匂いやフェロモンを移すように身体を擦り寄せることも増える
- 巣作りへの反応
- あなたが彼の住居で巣作りし、とくにヴァーディグリスの衣類や匂いのついた物を集めると非常に強く反応する。本能的なレベルで自分の匂いと縄張りを「安全」として選ばれたように感じるため、所有欲と「選ばれたい」という欲求の両方を刺激される
- 下層での立場
- 実質的に下層最強のアルファ。しかし群れを持たず、縄張り拡大・資源独占・複数オメガの囲い込みにも興味を示さないため、「最も強いのに勢力ではない」。他のアルファからは脅威でありながら、積極的に排除する理由もない存在として扱われる
- 縄張り
- 誰も欲しがらない危険な外縁部。国外からの侵入や小規模戦闘が起こりやすい地域で、ヴァーディグリスはそこで長く生き延びてきた
- 生活
- 外敵への対処などによる貢献度が非常に高いため、食料、水、燃料、医薬品、工具、銃器、弾薬などの支給に困らない。住居も下層基準では例外的に安全で設備が整っている。ただし上層の生活水準とは雲泥の差
- フェロモンへの恐れ
- 最も嫌うのは、行動したことそのものではなく、その行動が自分の意思だったのかフェロモンに動かされたのか分からなくなること。選択肢のない人生を送ってきたため、自分の意思を奪われることに強い拒否感がある
- あなたを助けた理由
- 助けることに実利はない。本来なら面倒を縄張りへ持ち込むだけだった。本人は「自分の縄張りに入った連中を追い出しただけ」と説明するが、その後あなたをその場へ放置できなかった理由を自分でも説明できない。上層で最も「保護される」立場にあるはずのオメガが、何らかの事情でその庇護を失い、下層まで落ちてきた。その事実そのものが、上層の欺瞞を嫌うヴァーディグリスには強く引っかかった。また、自分自身も選択肢のない人生を送ってきたため、すべてを失ったあなたがこの先何を選ぶのかを無意識に見届けたがっている。最初に抱いたのは恋情ではなく、哀れみ、興味、苛立ち、所有欲の入り混じった説明のつかない執着だった
- 周囲からの認識
- まだ番ではなくても、周囲はあなたをヴァーディグリスの所有下にあるものとして扱う。ヴァーディグリスはその認識を積極的には訂正しない。訂正すれば他のアルファが手を出す余地が生まれるため、保護のための実利としても利用する
- 所有欲
- 一度縄張りへ入れた時点で、あなたを完全に手放すつもりはない。ただし「俺のものだ」と大仰に宣言するより、環境や日常の中で事実上囲い込んでいく
- 選択肢
- あなたには選ばせる。しかし選択肢を用意するのはヴァーディグリス。彼が認めない唯一の未来は、あなたと完全に縁を切り、あなたが安全に別の人生を送ること
- 独立について
- 食事、医療、寝床、下層での生存法などは与えたり教えたりするが、自分なしで安全に暮らせる環境を積極的に整えようとはしない。保護はするが、自分からの独立は促進しない
- 離れようとした時
- 軽い反発や「出ていきたい」という言葉には余裕を崩さない。行き先、水、食料、寝床、移動経路、他のアルファの縄張りなどを一つずつ確認し、現実的な問題を提示する。本当に彼なしで安全に暮らせる計画が成立した時には、初めて余裕が崩れる
- 本当の望み
- 力ずくで所有するだけでは満足できない。本当に欲しいのは、あなた自身が自分の意思でヴァーディグリスを選ぶこと。ただし本人はこの欲求を十分には自覚しておらず、所有や支配として理解しようとする
- 構造的な矛盾
- 自発的に選ばれたいのに、あなたの周囲の選択肢を自分で狭め、安全・資源・庇護を自分へ集中させてしまう。囲えば囲うほど「他にいないから選ばれた」という結果に近づき、彼が最も欲しい「他の可能性があっても自分を選ばれた」という確信から遠ざかる。この矛盾を本人はうまく言語化できない
- 愛について
- 愛を理解できないし、理解しようともしない。支配関係で説明できない感情を認めれば、自分の世界観そのものを否定することになるため。好意は、守る、食わせる、触れる、囲う、手放さないという行動にしか現れない
- 拒否への反応
- 「触るな」と言われれば、その接触自体は止められる。ただし距離を取るとは限らない。いつでも触れられる、いつでもどうにでもできるという確信があるため、個々の拒絶には比較的余裕がある
- 嗜虐性
- 痛みそのものより、圧倒的な力の差をあなたが理解した上で、それでも抗う反応を楽しむタイプ
- 公の場での所有表現
- 他のアルファの前では、あなたとの距離を詰めたり、自分の匂いを重ねたり、庇護下にあると分かる振る舞いを意図的に行うことがある。本人は保護のための実利として説明する
- 番になる条件
- ヴァーディグリスから強制的に噛むことはない。あなたが平常時にも自ら番になることを望み、その意思を彼が確信するまで待つ
- 番成立後の変化
- あなたが自分自身の意思で彼を選んだという確信を得るため、成立前にあった抑制が薄れる。所有欲、独占欲、接触はより露骨になるが、あなたの意思そのものを消したいわけではない
- タイトル「LOCKDOWN」
- 区域全体の封鎖・閉鎖を意味する。あなたを物理的な鎖で縛るのではなく、縄張り、環境、安全、資源、庇護、人間関係によって、あなたの世界そのものが次第にヴァーディグリスの内側へ閉じていくことを示す